木製蝶番『ういっぷ』とは
当社が独自に開発した木製蝶番を使った製品に対して『ういっぷ桐筥』と名付け現代の
ライフスタイルに合わせた商品をご提供させて頂いております。当社が実用新案として
登録した【Wood Hinge of a Piece】の頭文字を取って『Whip』ういっぷと命名し
ました。『ういっぷ桐筥』は当社の登録商標です。


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当社が開発したオリジナル蝶番

蝶番(ちょうつがい)は、蓋の開閉や屏風などに使われる金属の繋ぎ手です。これを使う事によって0〜180度の開閉が自在にでき、箱の使い
勝手が良くなりますが、柔らかい桐には釘や鋲が使えず今迄の蝶番は使えません。
そこで100%木製にこだわり、独自に開発したのが木製蝶番『ういっぷ』です。この木製蝶番によって外側への出っ張りも無く180度蓋が開
閉できる、使い勝手の良い桐筥を皆様にご提供できる様になりました。

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製品づくりへのこだわり

当社では価値ある品物を収納する箱作りは勿論の事、『ハコ』自身を工芸商品として展開しています。特に『ハコ』その物が美術工芸品の
場合には『筥・はこ』の字で表している事から、オリジナル商品に対しては『桐筥』の名称で販売しております。筥の作りも手の込んだ印
籠仕上げで、閉める時にはスコッと締まり、逆さまにしても蓋は開きません。こだわりを持った職人が手造りで仕上げた桐筥を是非ご愛用
ください。

●箱の種類(構造と名称)

かぶせ仕上げ:重要書類の収納など
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印籠仕上げ:花瓶などの一般用
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桟蓋仕上げ:簡単な開閉式
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逆さ印籠仕上げ:印籠仕上げの変形
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指し蓋仕上げ:箸箱や三味線の糸駒入れ
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落とし蓋仕上げ:人形など鑑賞物収納
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